- いつか猫と暮らしたい
- 猫と暮らしたいけど、どこから迎えればいい?
- ペットショップ以外で猫を飼う方法を知りたい
ペットショップで猫を迎えるというのがよく知られている方法だと思います。
ですが、猫と暮らすにはペットショップだけが選択肢ではありません。
他の手段を知っていると、自分の生活にあった猫との暮らしを見つけることができます。
猫と暮らす選択肢が、格段に広がります!
子どもの頃から猫と育ち、
今までに7種類・18匹の猫と暮らす
資格:犬猫住環境コーディネーター
ペットショップ以外で猫を迎える方法3選
ペットショップ以外で猫を迎えるには、
- 猫のブリーダーから譲ってもらう
- 保護をする
- シェルター
の3つがあります。
理由は後述しますが、私のおすすめはシェルターです。
それぞれのメリットやデメリットをみていきましょう!
ペットショップ
ペットを迎える方法として世間一般に広く知られているのがペットショップ。
ただ、ペットショップから迎えることは
- 生後まもない時期から子猫と母猫が離ればなれになる
- 狭いショーケース環境がストレスになる
- 衛生面がしっかりしていないショップもある
といったデメリットがあります。
子猫と母猫がすぐに離ればなれになる
ペットショップで販売されている子猫の多くが生後2ヶ月〜ですが、猫の親離れは生後3~4ヶ月が経過していることが望ましいとされています。
生後間もない時期から母猫と離してしまうと、分離不安といって異常行動や体調不良などを引き起こしてしまう原因にもなります。
人間で考えれば、小さな子どもを親から引き離すことなんて非道・・・。
ハルが子猫だった頃も甘えてくる様子を見て、母猫ともっと多くの時間を過ごしたかっただろうなぁと悶々としました。
狭いショーケース環境がストレス
ペットショップではガラスのショーケースに犬や猫が入っているのをよく見かけますよね。
たくさんの子猫や子犬を見ることができて癒される場所ですが、小さなショーケースに入れられている子猫や子犬を見ると少し心が痛みます。
動物の赤ちゃん達は好奇心旺盛、元気いっぱい自由に走り回ることが大好きなので、小さなショーケースというのは少なからずストレスに感じていると思います。運動がしっかり出来ないことによる免疫力の低下なども考えられます。
ただ最近では、キャットタワーが置けるように縦に長い形のショーケースが設置されているペットショップも多く見かけます。
とても大きいショーケースにしている大手ペットショップなどもあるので、そういった所の子猫たちはたくさん駆けまわっていますね。
衛生面がしっかりしていないショップも
もちろんばっちり衛生的にしているショップのが多いと思います。しかし中には、ケース内が掃除されずにずっと放置されているようなショップもあります。
猫はとても綺麗好きな動物です。トイレも一度排泄をしたら、掃除されるまで入りたがりません。
人間と同じように、汚いトイレを嫌がって我慢することも。トイレをずっと我慢すると病気になってしまう恐れもあります。
そのような環境にいたら、お家に迎えてから病気を発症してもおかしくありません。また、汚れた身体をずっと拭いてあげていないことも皮膚病などの原因になります。
衛生面がしっかりしているかどうかは、必ずチェックしたいですね。
ペットショップ以外の、猫を迎える方法が主流になるといいなぁ
ブリーダーから譲ってもらう
ブリーダーは、繁殖・販売を専門にしている職業の方です。
ブリーダーによって様々ですが、ペットショップや個人に販売しています。中間手数料が掛からないのでペットショップよりも安く買うことができると言われています。
またブリーダーさんによっては、ペットショップと違って親猫や兄弟を見ることが出来たり、暮らしていた環境を見せてもらえる場合も。自分が生涯共にする猫の血縁を見られる経験は、とても貴重です。
ただこちらもペットショップと同様に、優良なブリーダーとそうでないブリーダーがいます。
お金儲けのためだけに量産を重視し、衛生面がしっかりしていない、猫の事を第一に考えていないようなブリーダーには注意してください。
優良なブリーダーであれば、猫飼育のプロがしっかり愛情を注いで育てているので、お家に迎えた後も安心できます。基本的なしつけを既に済ましている、というブリーダーさんもいます。
インターネットで近隣のブリーダーさんを探せるサイトもあります!
猫を保護する
猫を保護することも迎える方法の一つです。
保護猫の里親募集サイトもいくつかあるので、ぜひお住まいの地域で検索してみてください。
もしも外で猫を保護したら、まずは動物病院に連れていってあげましょう。
成猫の場合は迷子の可能性もあるので、保護した後に警察や保健所に届出をして飼い主の有無を確認!飼い主さんが、胸が張り裂ける思いで一生懸命探されているかもしれません。
私の実家でも、今までに3匹の猫を保護しました
- 生後2カ月ほどの子猫を家の前で発見
- 近所の公園でへそ天※する猫を発見(※おへそを天井に向けて寝転がるポーズ)
- 毎朝ご飯をもらいに来ていた野良猫を、雪の日に保護
公園へそ天猫に関しては人に慣れたノルウェージャンフォレストキャットだったので、家猫と判断。
保護をした後に警察と保健所に届出、近隣の動物病院に拾い猫のポスターを貼るなどして飼い主さんを探しましたが、見つかりませんでした。
おしっこの粗相をしてしまう子だったので、捨てられたのではないかと思っています・・・。
3匹とも、今も実家で幸せに暮らしています!
シェルターから引き取る
シェルターは直訳すると「避難所」という意味で、猫を保護している場所です。
野良猫を保護したり、保健所から引き取ったり、地域ボランティアやNPO(非営利団体)等によって活動・運営されています。
欧米では、犬や猫を飼う際にシェルターから引き取ることが一般的。
日本でも動物の命を救う活動が増え始め、保護猫を引き取る方が多くなってきました!
譲渡会という猫とのふれあいの場を設けるシェルターもあるので、猫を飼う前に性格や相性をみることもできます。
また、大人の猫がいることもシェルターのメリットの一つです。日中仕事が忙しくて朝と夜しかご飯をあげられない、という方は成猫を飼うことをおすすめします。
理由は、子猫のお世話をする環境ではないから。
仕事をしているけど子猫が飼いたいという方はこちらの記事
以上、ペットショップ以外で猫を迎える方法は
- 猫のブリーダーから譲ってもらう
- 保護をする
- シェルター
の3つがありました。
どんな方法にもメリット・デメリットがありますので、ご自身に合った迎え方を決める参考になれば幸いです。
自分にあった方法を選んで、最高の猫Lifeをおくってね
Comment