- 猫との生活にいくら必要か知りたい
- よその家が猫にどれくらいお金をかけているか知りたい
- 猫のためにエアコンフル稼働って本当?電気代はいくら?
猫歴30年、今までに18匹の猫と暮らしてきた私ですが、猫の生活にどれくらいお金がかかっているかを真剣に考えたことがありませんでした。
ごはんやトイレの猫砂、1ヶ月でどれくらいお金が掛かっているんだろう?猫ファーストでエアコンもずっとつけているから、電気代も気になる・・・。
ふとそんな疑問がでたので、
- 1ヶ月にかかるお金
- 毎月の平均電気代
猫1匹と暮らす費用を計算してみました!
かかるお金の全体像が分かれば、猫と暮したい人が飼えるかどうかの判断材料になると思います。
既に猫と暮らしている方は、わが家の家計とぜひ比べてみてください!
子どもの頃から猫と育ち、
今までに7種類・18匹の猫と暮らす
資格:犬猫住環境コーディネーター
猫を飼うと毎月の費用はいくらかかる?
購入品 | 金額 |
---|---|
ウェットフード パウチ×30袋 | 3,000円 |
ドライフード 2kg×1袋 | 1,600円 |
おやつ | 1,000円 |
トイレの猫砂 2.5L×2袋 | 1,100円 |
ペットシーツ 10枚 | 700円 |
吸水器フィルター | 280円 |
爪とぎ | 500円 |
うんちが臭わない袋 | 240円 |
雑費(おもちゃ) | 500円 |
ペット保険 | 2,990円 |
合計 | 11,910円 |
わが家では、毎月約12,000円の費用でした。
毎月結構かかっていますね・・・(^_^;)
上の表には含めませんでしたが、電気代は1ヶ月約6,700円。
わが家と同じ、二人暮らし世帯の電気代平均と比べても差はないようです!
キャットフードや猫砂などは安いものから高いものまで価格帯もそれぞれ。
節約重視で安いもので揃えるともう少し費用は抑えられると思います。
ただ、安すぎるフードは栄養不足のデメリットがあるのであまりおすすめしません。
「総合栄養食」という表示があるものを選びましょう!
総合栄養食というのは必要な栄養素が全てバランスよく入っており、そのフードと水を与えるだけで健康を維持できるとされています。
猫の健康第一「猫ファースト」で、かつ飼い主が時短など効率的に生活するためにはこれくらいの費用がかかる、という目安ですね。
猫の健康面やトイレ掃除の時短などをふまえた買い物、またペット保険に入っているので、1ヶ月で1万円弱の費用という結果になりました。
ペット保険はこれを機に一度見直しをしたい・・・。
とある家計の一例として参考になれば嬉しいです!
ちなみに、今回の計算ではワクチン接種などの病院代は含まれていません。
医療費を含めた年間費用はこちらの記事で紹介しています。
月額の内訳を紹介していきます。
キャットフード
- ウェットフード
- ドライフード
- おやつ
フード類はこの3つを購入しています。
ウェットフード
ドライフードだけでなく、ウェットフードもあげています。
理由はウェットフードは水分補給の役割があるから。
猫は喉の渇きを感じにくく、水分摂取が少なくても生きていくことができる動物と言われますが、水分不足が病気につながる可能性が大きいです。
ウェットフードは約80%が水分でできているので、水分摂取量が増えやすくなります!
最近、フードローテーション(※)という方法を覚えたので、この3つを交互にあげています。
(※数種類のフードを交互にあげることで万が一フードに問題があっても健康被害を軽減できるという考え)
1日一袋を朝と夜でおおよそ半分ずつの量であげています。
ドライフード
約30gを朝晩2回あげています。
わが家ではシーバはおやつのような役割でたまにあげています。
ごはんの必要摂取量は子猫・成猫、体重によって変わるので注意!
今回は成猫♂4.4kgの子にあげている量の目安です。
おやつ
おやつもたまにあげています。
大好物のちゅ〜るは週に1〜2回ほど。
肥満の原因になるからあげないという方もいますが、おやつをあげるメリットはたくさんあります。
- 猫が喜ぶ
- 楽しみが増える=QOL(生活の質)向上
- 猫との関係性を強くできる
- お世話がしやすくなることもある(爪切りや投薬、通院などで活用)
- 歯磨き効果があるものも◎
歯や口の中の健康は、猫の長生きに欠かせないことの一つ。
歯垢をとる効果のおやつは積極的にあげています!
トイレや爪とぎなどの生活用品
- トイレの猫砂
- ペットシーツ
- 爪とぎ
- 吸水器フィルター
- おもちゃ
- 臭わないゴミ袋
などの生活用品も消耗品なので頻繁に購入します。
トイレの猫砂 2.5L×2袋
うんちをしたときに汚れた砂(チップ)を取り除いて、月に一度全ての砂を取り替えています。
トイレは頭数+1の数を置くのが良いとされているので、2つ設置。
安い猫砂に比べて優れているのが、おしっこの片付けが最小限なところ。
猫のトイレをシステムトイレ(※)にすることで、おしっこはシーツのみ週一で交換すればOK。
(※トイレの底が二重構造になっていて上段に猫砂、下段にペットシートをセットするトイレのこと)
ペットシーツ
安いペットシーツと比べるとかなり割高ですが、前述したシステムトイレを使うことによって一週間取り替えなしでも臭わない不思議なシーツです。(愛猫1頭に使用する場合)
わが家のハルは一日約2回おしっこをしますが、おしっこの度にシーツを取り替えなくていいという時短効率で、ペットシーツのコスパは考えないようにしています。
おしっこの片付けが1日2回程度あると考えると、毎日5分くらいの時短にはなっていると思います。
5分では時短効果が少ないように感じますが、1ヶ月で150分、2時間半の時短・・・!
爪とぎ
爪とぎは毎月というよりは、ボロボロになったら交換しています。
麻製の爪とぎが長持ちするし、といだときのクズが出ないので飼い主的には全部麻製にしたいんですが、家のハルは段ボールが一番好きみたい。
安いものをどんどん使い捨てていくか、ボロボロになりづらい高めのものを買って長く使うか、どっちがいいのか最近検討しています・・・。
吸水器のフィルター
吸水器のフィルターは月1で交換します。
ポンプで水を循環させることによって新鮮な状態を保つもので、フィルターで水道水をろ過してくれる。
おもちゃなどの雑費
おもちゃはボロボロになったら交換します。
古いおもちゃは誤飲につながるので、少しでも壊れたらすぐに交換!
ハルはキラキラボールが大のお気に入りで、何度もリピートしてます。(笑)
- ストレス解消
- 運動不足解消
- 飼い主と一緒に遊ぶことによる関係強化
おもちゃで遊ぶメリットはたくさん。
猫は持久力がないので、成猫で10分程度を目安に毎日遊んであげましょう!
臭わないゴミ袋
トイレ掃除にはうんちが臭わないゴミ袋
うんちを回収したら袋に入れてしっかりしばって、他の燃えるゴミと一緒に捨てています。
本当に臭いません。不思議!
家の場合うんちは毎日1回程度するので、毎日1枚の消費。
ペット保険
ペットショップで提携していたアイペットに加入して、そのまま見直すことなく払い続けています・・・。
そもそもペット保険に加入するべきかどうかも迷うところですが、もし大病や難病になった場合に高度な治療方法を選択しやすくなることを考えると、安心を買うというような面がありますね。
ペット保険の比較サイトで比べることができたので、これを機に一度見直そうと思います。
猫のためにエアコンフル稼働でも電気代はあまり高くない
わが家は冷暖房のエアコンを夏・冬ずっとつけっぱなし。
猫に最適な室内温度は25〜30度。
夏は26〜28度くらい、冬は20〜22度くらいの温度設定がいいな。
猫ファーストのため、夏や冬はエアコンをつけたまま出かけるので、光熱費も高そう・・・。
そう思って明細を確認すると、1ヶ月の電気代は平均で約6,700円でした。
総務省統計局の「家計調査年報」(2019年)によると、2人暮らしの場合、1カ月の平均電気代は9,654円となっています(※)。電気代は調査する年によっても変動するため、2人暮らしの場合にはおおよそ9,000~10,000円/月ぐらいだと思っておくとよいでしょう。
https://looop-denki.com/low-v/denkinavi/twopeople/ 「Looopでんき」より
※出典:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2019年(令和元年)」
発表されている平均より安いので、エアコンはつけっぱなしのが節電になりやすいというのは本当のようです!
電力会社比較サイトで自分にあった料金プランにしたことで、電気代が抑えられたのも大きいかも。
こちらのサイトで比較検討できます。
▶︎エネチェンジ
まとめ
わが家の場合、猫1匹の生活費は毎月約12,000円という金額でした。
電気代は1ヶ月約6,700円で、猫のために夏冬はエアコンをつけっぱなしでも、世帯平均と差はありませんでした。
あくまで一例なので、猫の健康第一「猫ファースト」かつ飼い主が時短など効率的に生活するためにはこれくらいの費用がかかる、という目安になれば嬉しいです。
キャットフードや猫砂などは安いものから高いものまで価格帯もそれぞれ。
安いものを揃えれば、もう少し費用を抑えることも可能です。
でも猫の健康を考えると安すぎるフードは栄養不足となるのでおすすめしません!
猫ちゃんが長生きでいつまでも一緒に過ごせるように、家庭の状況にあった最適なものを選べるといいなと思います。
猫ちゃんの健康を第一に、おさえられるお金は上手く節約できるのが理想!
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