- 子猫を飼いたい!
- 仕事と猫飼育の両立ができるか不安
- 一人暮らしでも猫と暮らせる?
- 残業が多いけど猫を飼える?
猫が好きな方にとって、猫は癒しの存在ですよね。
仕事から疲れて帰っても、猫が出迎えてくれたら疲れなんて忘れちゃう!と癒しを求めている方もいるかもしれません。
- 仕事をしながら猫のお世話をするのって大変そう。
- 残業が多いから、寂しい思いをさせちゃうかなぁ。
- 趣味の旅行や、遠方帰省できなくなる?
そんな悩みについて、解説しています。
子どもの頃から猫と育ち、
今までに7種類・18匹の猫と暮らす
資格:犬猫住環境コーディネーター
一人暮らしでも猫と暮らせる?
一人暮らしでも、猫と暮らすことはできます!
ただ、仕事などで外出時間が長い方は大人の猫(成猫)を飼うことをおすすめします。
特に、日中にご飯をあげることが出来ない場合は子猫を飼うことは難しいです。
外出が多い場合に子猫をすすめない理由
仕事などで外出時間が長い人は、以下の理由で大人の猫(成猫)を飼うことをおすすめします。
- 子猫はご飯の回数が多い
- 子猫は体力や抵抗力が低いので体調を崩すかもしれない
テレワークなど、在宅時間を長く持てる場合は心配いりませんね!
大人の猫であれば、基本的にご飯は朝と夜の2回で問題ありません。猫は本来、少ない量を小分けにして食べる性質なのです。
残業が多いなどで帰りが遅い方は少し多めにご飯をあげて出掛けるか、最近では自動給餌器がかなり改良されています。
自動給餌器はスマホでご飯をあげられる機能があるものもあり、セットしておけば急な残業でも安心できますね。
成猫を飼いたい方におすすめの記事
子猫はご飯の回数が多い
子猫は生後2〜6ヶ月の間で1日に4〜3回程、ご飯をあげる必要があります。
胃袋が小さいので一度に食べられる量が少ない上に成長期で活発に動きまわるので、すぐにお腹が減ります。
私がハルを迎えた頃も、
- 7:00 起床時
- 12:00 仕事の昼休憩時
- 19:00 帰宅時
- 24:00 就寝前
と、生後2〜6ヶ月経つまでの4ヶ月間は1日4回ご飯をあげていました。
私は会社に行って仕事をしているので、仕事の昼休憩にご飯をあげに家に戻っていました。正直、この昼休憩のご飯タイムが体力的にかなり辛かったです。
家と会社が車で片道30分掛かるか掛からないかの距離で、休憩時間は1時間。
移動中の車内で昼食を簡単に済まし、ハルと少し触れ合ってからご飯をあげてすぐ会社に戻るという生活は、休憩にも関わらず休まる時間がありませんでした。
体調を崩すかもしれない
仕事が忙しい方が子猫を飼うことが難しいもう一つの理由は、突然の体調不良があるかもしれないから。
猫は1歳から成猫といわれますが、1歳までの猫は体力も抵抗力も低いです。
生まれて間もない頃は、免疫力が低くて体調を崩しやすいんだ。新しいお家は慣れなくて、緊張もしちゃうよ。
環境の変化
特に生後2、3ヶ月前後の猫はブリーダーやペットショップ、飼い主の元へと環境の変化が目まぐるしく、ストレスを感じやすいです。
例えば人間も、大学卒業と共に一人暮らしを始めるために引っ越し、すぐに会社に入社、と環境が一転すると精神的にも体力的にもどっと疲れますよね。
新卒で入社となれば、かなり緊張もすると思います。
猫も同じです。
子猫は無邪気に遊んだり寝たりしているように見えても、慣れない環境や新しい飼い主さんに緊張しています。
このような緊張やストレスで、体調を崩してしまうかもしれません。もし体調不良になったら、すぐに動物病院に連れていく必要があります。
仕事で日中の子猫の様子が確かめられない中、どうやって子猫の異変に気付いてあげられますか?夜、家に帰ってから確認していては手遅れかもしれません。
厳しいことを言うようですが、これは私の実体験からの教訓です。
ハルが子猫の頃に体調不良で入院、辛い思いをさせてしまった経験があるのです。
入院した当時の詳しい話についてはこちらの記事
仕事と猫飼育の両立は簡単ではない
ハルの入院をきっかけに、家に誰もいない状況下のハルが心配で、ますます昼休憩には戻らなければならないと感じていました。
そんな生活を繰り返してきついと思いつつも、
- 猫を飼うと自分で決めたんだから
- ハルのためなんだから
- もしまたハルが体調を崩したら・・・
と色々な思いから、弱音を吐けずにいました。
仕事の合間に可愛い猫に会いに帰れて最高じゃないか!・・・私も最初はそう思っていました。
でも思考と身体は別で・・・
体力的なしんどさがどんどん増していき、最後は夫に体力的に辛いことを打ち明けました。
それも泣きながら。(笑)
これをきっかけに、夫も仕事が激務ながら、なんとか時間を作ることができる日を見つけては交代してくれるようになりました。
限界がくるまで頑張ってきた私ですが、考え方が間違っていたことに気付きました。
我慢は美徳、なんて大間違い。猫の健康や幸せを願って行動しても、飼い主が苦しかったら元も子もないですよね。
飼い主さんが幸せでないと、猫ちゃんも幸せになれません。
このことが、猫のことを一番に考えるなら周囲の協力は必要不可欠だと感じるきっかけになりました。
とはいえ、予定していなかった急な帰省や出張など、すぐにサポートを得ることが難しい状況もありますよね。
どうしても周りの人に協力が得られない状況の場合、ペットシッターさんにお願いするという手段もあります。
おうち以外の場所が苦手な子だと、動物病院やペットホテルに預けると過度なストレスになる場合も。
いつもの環境でお世話を頼めるペットシッターなら、猫ちゃんの負担も少なくなります。
まとめ
一人暮らしでも、猫と暮らすことはできます!
しかし仕事などで外出時間が長い方は、大人の猫(成猫)を飼うことをおすすめします。
子猫は食事回数が多く、急な体調変化の心配があり、こまめな見守りが必要になる為です。
一人暮らしでも、在宅勤務や誰かの協力を得られる場合は子猫も飼うことができるでしょう。
ただ、あなたが望む時にいつも協力が得られるとは限りませんし、人任せは絶対ダメ!
自分がしっかりとお世話できるかどうかを慎重に考えましょう。
飼い主さんが幸せだと、僕たちも嬉しいよ!
無理せず周りに助けを求めることが、結果的に猫ちゃんの幸せにも繋がるね。
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