猫のストレスを減らすため、往診専門動物病院を利用してみた

ある日突然、ハルの毛が抜けて皮膚が2cmくらい剥き出しになっていることに気付いた私。

mado

どうしたんだろう?獣医さんに診てもらわなきゃ!

ハル

僕は病院大嫌い!!!!!

動物病院が大の苦手のハル。

家に獣医さんが来てくれたらなぁ・・・と悩んでいた時、往診専門の動物病院の存在を知りました。

実際に往診専門の獣医さんを探して自宅に来てもらったので、その時の体験談を紹介します。

この記事の筆者
mado

子どもの頃から猫と育ち、
今までに7種類・18匹の猫と暮らす

資格:犬猫住環境コーディネーター

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目次

往診専門の動物病院って?

往診とは?
(医者が)患者の家に行って診察すること。

人間のお医者さんでも、患者さんの自宅へ行って診察をすることもありますが、この動物版ですね。

地域や、それぞれの動物病院の方針などによって違いはありますが、往診にはメリットとデメリットがあります。

往診のメリット

  • 慣れた場所なので落ち着いて診察を受けやすい
  • 高齢猫の場合、移動による疲労の心配がない
  • 病院の待合室で待つ時間がないので、ストレスを減らせる
  • お家の中の環境を直接見て、アドバイスしてもらえることもある

往診のデメリット

  • 対応している地域のみ
  • 往診料が発生するので、通常の診察よりも料金が高くなる
  • 予約制なので、急に具合が悪くなった場合にすぐ診てもらうのが難しい
  • 設備がないので、レントゲンなど医療機器を使った詳しい診察ができない
  • 獣医さん1人で対応している場合、治療中にペットを抑えておくのは飼い主

往診専門の動物病院を利用した理由

実家の猫がよく猫カビが原因で似たような症状になっていたことがあったので、ハルの症状も同じかなぁと思いつつ、皮膚に少し赤みも出ていたので獣医さんに一度見てもらおうか悩みました。

猫カビって?(皮膚糸状菌症)
真菌(カビ)による感染症。
脱毛・フケ・赤み・カサブタなどの症状がある。

悩む理由は、ハルが大の病院嫌いということ。

かかりつけ医の許可を得て、通常一年に一回のワクチン接種を三年に一回にするほど、動物病院へ行くと野生本能むき出しで暴れまくり、大興奮してしまうんです。(獣医さんによると、欧米では三年に一回のワクチン接種が通例だそう)

以前ワクチン接種に行った時はあまりにも興奮して心拍が上がり、その日ワクチンを打つのは中止して、別日に再受診。

ハルを洗濯ネットに入れてからペットキャリーに入れて、獣医さんと看護師さんとの連携プレイで瞬殺で注射してもらいました・・・。

家にお客さんが来た時は愛想よく出迎えているので、飼い主以外が苦手というよりかは病院という場所自体がとても怖いのだと思います。

家にいる時とはまるで違う様子であまりにも怖がるので、病院に連れて行くのもなんだか心が痛い・・・

mado

家に獣医さんが来てくれたらなぁ

そんな経緯で、往診専門の動物病院をネット検索し、獣医さんにお家に来てもらえることになりました。

病院は、「住んでいる地域名 猫 往診」でネット検索して探しました。

往診専門病院を利用してみた

結果的に、往診に来てもらって本当に良かった!

初対面ということもあり、家に着いてすぐさま診察ということはせず、撫でたり、匂いを嗅がせたりして、まずはハルと打ち解けようとしてくれた獣医さん。

私がハルを保定(抑えること)して、皮膚の患部を診察・・・

フケが出ていないので、カビの可能性は低いとの所見。

念の為、細胞検査をしてもらえるということで、顕微鏡で使うプレパラートを使って皮膚に押し当てて細胞を採っていました。

検査結果はメールで教えてもらえることになり、一週間後に再度往診に来てもらう予約をとって「アトピカ内用液」というアレルギー性皮膚炎の飲み薬を処方してもらいました。

検査結果はカビではなく、原因不明だったけれど、その後順調に治って毛が生えてきたので良かった!

mado

原因不明ってちょっと腑に落ちないけど、人間も原因不明でじんましんとか湿疹とか出ることたまにあるもんね・・・

往診で気をつけたこと

  • 獣医さんが怪我をしないよう、事前に爪切り
  • ベットの下などに隠れないように、入ってほしくない部屋の扉は閉めた
  • 正しい猫の保定(抑え)をYouTubeを見て事前に勉強した
  • 保定の際、爪を立てられてもいいように長袖を着た

後日ワクチン接種もお願いしたので、猫の保定は上手くできるか結構ドキドキしました・・・

YouTubeで獣医さんがレクチャーしている方法を見て、ちょっとハードルが高かったので、写真のような感じで抑えました。

実際は、注射の直前に右手で首の辺りを強めに抑えていたので、少し違いますが・・・

暴れないか心配でしたが、獣医さんの神技で一瞬にしてチクッと刺してくれたので、指の付け根を猫爪で少し負傷した程度で済みました。(笑)

通院に比べて、ハルのストレスがかなり減らせて、飼い主のストレスまで減りました!

往診に来てくれた獣医さん、本当にありがとうございます。

次回のワクチン接種も、絶対に往診依頼します。

往診料はいくらだった?

今回依頼した病院は、3,000円という良心的な金額でした。

ただ往診料は病院によって差があるので、各地域の対応病院に確認してくださいね。

病院嫌い・通院ストレスをかけたくない猫ちゃんには往診専門病院がおすすめ

病院がとても嫌いで困っている猫ちゃん・飼い主さんには往診専門病院、おすすめです。

病院は、「住んでいる地域名 猫 往診」でネット検索して探しました。

メリットは

  • 慣れた場所なので落ち着いて診察を受けやすい
  • 高齢猫の場合、移動による疲労の心配がない
  • 病院の待合室で待つ時間がないので、ストレスを減らせる
  • お家の中の環境を直接見て、アドバイスしてもらえることもある

デメリットは

  • 対応している地域のみ
  • 往診料が発生するので、通常の診察よりも料金が高くなる
  • 予約制なので、急に具合が悪くなった場合にすぐ診てもらうのが難しい
  • 設備がないので、レントゲンなど医療機器を使った詳しい診察ができない
  • 獣医さん1人で対応している場合、治療中にペットを抑えておくのは飼い主

それぞれ利点と欠点があるので、注意してくださいね。

mado

次回のワクチン接種も、絶対に往診依頼します!

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